2010-01-25[n年前へ]
■「すること全てが上手くいく」のは「あなたが挑戦してない証拠」だ (初出:2005年10月07日)
先日紹介したGAME ON!が開催されていたサンノゼの技術革新博物館( The Tech Museum of Innovation )の外壁の下には、いくつかの言葉が書かれていました。その一つに近寄って眺めてみると、
If everything you try works,というような文字が書いてありました。インテルの共同創始者ゴードン・ムーアの
you are not trying hard enough.
GORDON MOORE
あなたのやったこと全てが上手くいったというのなら
「あなたは十分な挑戦をしてない」というだけだ。
という一言です。
1995年のインタビューではGordon Mooreはこの"If everything you do works, you're probably not trying hard enough"というこの一節とともに、自分が実践してきた(シリコンバレーの)精神として
It's OK to fail.
「失敗したって構わないさ」
という発明王トーマス・エジソン名言を紹介しています。 失敗したって構わない、なぜなら失敗が大きな成功の元となり、成功するための「力」を育てていくんだ、という言葉です。 最近、そういう意識に溢れ、同時に「力」を持ち合わせている人たちを見る機会に恵まれています。そういう人たちの爪の垢を拾いに行きたいと思う、今日この頃です。
2010-04-10[n年前へ]
■何気ない一言で、自分の経験と世界観は見えてしまう
角田光代の「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 」から。
人が何かを語っているとき、それがどんなに真実っぽく聴こえたとしても、それはデータでしかない、ということだ。それがその人の経験なのだし、世界観なのだ。何気なく言った言葉で、自分のデータの質と量がばれてしまうことになる。
2010-05-12[n年前へ]
■僕が一番欲しかったもの
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」
教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。
壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」
そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。そして、砂利を壺の中に流し込み、 壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。「この壺はこれでいっぱいになったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」
と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、 大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、 君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体失うだろう。
2010-11-30[n年前へ]
■人生は、天秤みたいなものさ。
「江頭2:50の名言」から。「1クールのレギュラーよりも、1回の伝説」という言葉とともに、心に届く至言です。
人生は、天秤みたいなものさ。
過去という小皿に、重みがかかると、
未来の小皿は、自然と天に届く。
・・・それにしても、(キーワードの相関度だけを基準に)機械が勝手にレコメンデーションする(薦める)「この記事の「関連お勧め記事」には、何だか考えさせられます。
2011-08-25[n年前へ]
■島田紳助さんの「言葉(ことば)」
「これはいいなぁ」と思った言葉を見るたびに、手帳にいつも書き写しています。今日は、手帳の頁(頁)をめくり、島田紳助さんの言葉を眺め・書き写してみました。(書き写す際に、自分の言葉に置き換えていたりするので、オリジナルの言葉とはきっと違うと思います)
誰かに"ちょっと"負けているなあ…と思った時は、
本当は、"だいぶ"負けている。
お笑いは、ロック・クライミングだ。
右手で、今の仕事を掴(つか)みつつ、
(もう片方の)左手で、次にやりたいことを探せ。
同じ道を往復すると、単調でつまらない。
だから、帰り道は行き(それまで)とは違う道で帰る。
それと同じく、生きる時も、今までと違う生き方をする。