hirax.net::Keywords::「キーワード」のブログ



2008-10-05[n年前へ]

近いうちに公開したいAPI2つ 

 空き時間に2つのサイトのソースを見直してみた。一つは"Imagination you make"で、もう一つは「雑誌DE流行マップ」だ。どちらもRuby on Railsで作っていて、"Imagination you make"の方がRuby on Railsで最初に作ってみたWEBアプリで、「雑誌DE流行マップ」の方がつい最近作ってみたものだ。そして、どちらも、近いうちにそれぞれのAPIを作ってみたいと思っている。"Imagination you make"の方は画像処理APIとして、そして、「雑誌DE流行マップ」の方はキーワード→ポジショニングマップAPIとして。

 「雑誌DE流行マップ」には、"Make up Awards!"という腕試しプログラムを作った時に作ったコードの一部を、機能としては公開しないままに入れている。どういうことかと言えば、"Make up Awards!"で作ったFaceモデルを公開しない前提で使っている。つまり、雑誌の表紙に登場する人たちの顔の特徴・化粧の特徴・髪の色・唇の色・頬の色・・・そんな特徴を「雑誌DE流行マップ」は保存し続けている。今思い出してみれば、"Make up Awards!"でも、そんな特徴量を結局のところ使わないままに保存していたのだけれど、「雑誌DE流行マップ」もやはりそんな特徴量を集め続けている。

 いつか、「ファッション=流行」というものを眺め直してみたいと思う。データソースがずっとあるのなら、10年も20年もクローラを動かし続けて、女性や男性たちの顔や、その装いがどのように変わっていくかを記録してみたい、とふと思う。

2008-10-15[n年前へ]

「鳥の群れ」と「資本主義」 

 株価の乱高下に関するニュースがメディア上に溢れている。

 資本主義はなぜ不安定なのだろうか。それは基本的に投機によって成立しているからだ。
 岩井克人
 投機とか経済というキーワードを聞くと、なぜかBoidsを思い出す。Boidsとは鳥の群れの動きを模すモデルだ。Boidsを眺めていると、その動きは鳥の集団に限らず、まるで人々の・群衆の動きを模すモデルにも見えてくる。

 Boidsは大きく分ければ2つのルールで動く。「近くのものから少し離れる」・「けれど、周りの集団に動きを合わせ・その集団に近づこうとする」というルールで動く。投機を動かす鳥たちも、何か経済の言葉で翻訳してみれば、きっとそんなルールで動いているのだろう。

 どの馬券を買えばいいかわからない?
ほなら、一番人気を買っておけばええやろ。
俺は違うけどな。
競馬を見に行った時の友人の言葉
 競馬を成り立たせているのは、意見の違いだ。
マーク・トウェーン

2008-10-18[n年前へ]

簡素版「雑誌DE流行マップ」 

 サーバ構成を整理するついでに、雑誌DE流行マップの簡易版コントローラを作りました。それが、こちらの方の「雑誌DE流行マップ」になります。雑誌の特徴を掴んだり種々のデータ解析はできませんが、ただ眺めたりする分には十分かもしれません。立ち読みでもするように、眺めて頂けたら幸いです。

 ・・・といっても、適当に何も考えずにキーを叩いて作ったので、色々動かない部分があるかと思いますが、指慣らしがてら徐々に直していきます。

雑誌DE流行マップ






2009-01-08[n年前へ]

人は「分類」や「単純化」を好むのだろうか? 

 ふと、「分類する」ということについて考えた。さまざまなものを、私たちは分類して整理したつもりになって安心してみたりする。あるいは、上手く整理することができなくて悩んでみたり、人ごとに分類の仕方が違って議論になったりする。

 本当の理科人間は理屈を言い争うディベートを好みません。どんな結論にも理屈はつけられるので、このようなコトバによる議論が、意味ある結論に導くとは思わないからです。

 今、hirax.netはRuby on Railsを使い作ったシステム上で動いている。そして、記事には、手動であるいは自動でタグが付けられている。そして、個別のタグが付けられた記事は、たとえば、hirax.net::Keywords::「才能」のブログ「才能」のブログという具合で、そのタグ付けされた記事だけを読むことができる(1,2)。とりあえずは、「分類」ということは諦めてタグ(キーワード)を付けることだけにしてしまっている。いや、もう少し正確に言えば、「分類」「分ける」ということははなからできない、と思っている。色々な見方があって、どんな見方をする人が多くて、自分の見方がどう偏っているかなかなかわからない以上は、「分類」「分ける」ということをしてみてもしょうがない、と感じてしまうことが多い。

 しかし、分けることはできなくとも、「近いもの」を見つけることはできるだろうは思う。近視眼的に、それぞれの色々な見方で「近いもの」を見る・見つけることができて、そんな近いものを想像してみたり・繋げてみたりすることは比較的簡単にできるだろう。頭の中で思い浮かべてみたり、あるいは、システム上で「距離」を計算してみたりすることだ。

 「分類」「分ける」ということは不可能なことのくせに、そのくせ、やたらに人を惹きつけるものであるように見える。それは、やはり、人が単純化したものを好むからなのだろうか。・・・と思うこと自体が、単純化・カテゴライズになっているのかもしれない。

ラクガキ






2009-02-08[n年前へ]

メタデータ、5W1Hキーワードを自動抽出して楽々検索できる「5W1H Mextractr」をInternet Explorer 8ユーザに提供 

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