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2013-05-29[n年前へ]

「駄作を作る勇気だ!」「駄作覚悟で世に出した勇気の産物だ!」 

 島本 和彦 「新吼えろペン 第5巻 」から。そうだよなぁ…数打ちゃ当たるじゃないけれど、駄作を出すことを恐れて何も出さないと…「プロ」にはなれないんだろうなぁ、と思う。

勇気を出せっ!! キミに足りないのは、勇気だ! 駄作を作る、勇気だ!! 駄作で金をもらってこそ、本当のプロ!!

納得いく仕事だと!? 笑わせるな!!
自分では駄作か!?と思っても、出してみたら、そうでない時もある! そこはカケだ!!

(駄作を世に出したら…自分が苦しむのでは?)
当たり前だ!! だから、次は外さんようにとあがく!!
しかし、次もダメかもしれん! そしたらまた次だ!!
…作らなければ、次につながっていかないだろう!

おれの作品で言えば、キミが好きだと言ってくれた
アレとかだ!! 駄作覚悟で世に出した、
おれの勇気の産物だよ!

1本や2本駄作を出しちまっても……
自分を許してやれる大きさを持て!
3回のうち―――1回イイものができればOK!!
3回ともイイものを出そうなんて欲張りは―――
おれが許しても天が許さん!!! そう肝に銘じろ!!

おれなら、少なくとも、3回に1回イイものができたら…
…天に感謝だ!!

新吼えろペン 第5巻

2013-06-22[n年前へ]

30年前、庵野秀明や岡田斗司夫が大学生時代に作った「ウルトラマン特撮映画」 

 島本和彦が(在籍していた)大阪芸術大学を舞台に、青春を描いた「アオイホノオ 」を読んでいると、同じく大阪芸術大学に在籍していた庵野秀明や岡田斗司夫が授業の課題で作ったという「ウルトラマン映画」が登場していました。その映画、ちょうど30年前の1983年に撮影された「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」をYoutubeで眺めてみると、これがセットもミニチュアモデルもほぼすべてが紙製だと思えないリアリティで驚きました。

 映画動画「DAICON FILM - 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」を見た後、そのメイキング動画「DAICON FILM - 帰ってきたウルトラマン メイキング映像」をさらに見ると、何だか限りなく楽しそうで・活力があって、自分の中にエネルギーが注入されていくような心地になります。そして、舞台裏と完成映像の違いに、新鮮に驚かされます。

 でもねぇ、大阪にその時いたのは、俺にしても…その最低の俺にしても、山賀にしても庵野にしても、多分ね、この番組を見ている君らとそんなに変わらないんだよ。

ガイナックスが生まれた本当の理由

2014-09-28[n年前へ]



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