2005-02-13[n年前へ]
■値段表示タグ
いつの間にか赤外線無線方式のこんな値段表示システムに入れ替わっていたイトーヨカドー。「いなげや」ではもう随分前から使っているとか、お買い得品の時には点滅するなんて情報も…。すごい、パチンコのフィーバー状態だ…。
2006-03-23[n年前へ]
■シャープ『距離画像CMOSセンサ』を開発
シャープが、1つのイメージセンサで、被写体までの"距離"と、その"画像"を同時に計測する『距離画像CMOSセンサ』を開発。原理は赤外光でのTOF方式を使っていて、見た目の画像と距離(位置・形状)情報を同時に動画として撮影することができる。
これで高性能で安価な巨乳ビジョンが登場すれば、地球が平和になる日は近いに違いない。毎秒60フィールドで見た目画像と形状・位置画像を参照し、巨乳と虚乳を見分けることができる科学!?が登場するかも!? from PC Watch.
2007-12-29[n年前へ]
■未来の立体ディスプレイが目の前にいる
Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteを見た。 Wiiリモコンの先端には赤外線カメラがついていて、赤外光を発する点の座標などを検出して、BluetoothでPCに送信することができる。その機能を使い、赤外レーザーダイオードをメガネにとりつけたユーザの顔位置をWiiリモコンで検出し、その位置に合わせた画像を描画するというシステムだ。結構面白い。
前に『「未来の立体ディスプレイ」を作る』で遊んでみたディスプレイも類似のテクニックを使った立体表示法だ。Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteがディスプレイが固定されていて、そのディスプレイに対して動くユーザ視点を検地するのに対して、Thinkpadの加速度センサを使った立体ディスプレイの方は、固定されているユーザ視点に対して(位置を変える)ディスプレイが動く、という違いである。Wiiリモコンでなく普通のビデオカメラで同様なことをした例であれば、「ViewFrame2-マーカレス顔部検出手法を利用した“ViewFrame”-」などがある。
誰もが携帯電話や、人によっては、PDAを持ち歩いている。そして、それらの機器には加速度センサや小型カメラといった各種センサが搭載されている。つまり、上にリンクしたような「立体表示」が可能な機器を私たちは持ち歩いている、ということだ。だから、未来の立体ディスプレイがもうすぐ手に入るような気がする。
そして、「視差がないのに立体を表示するディスプレイ」の課題を解消するための鍵は、実は「遠山式立体表示法」の効果原理にあるかもしれない、と素人考えをすることがある。遠山式立体表示法の大きな効果は(そういう発表記事を見たことはないのだが)目のピントが合う領域をごく限られた部分だけにすることができるところに実はあったりするのではないか、と思うことがある。だとしたら、傾けたディスプレイ・デバイスで立体表示すると非常に効果的ではないだろうか、と妄想したりするのである。2008-02-20[n年前へ]
■Wiiリモコンの加速度センサで姿勢検知
PC+加速度センサを使ったアプリケーションを作ろうとする場合、12インチでSXGA+程度の高解像度ディスプレイを備えたTabletPCを念頭に置いて作ることが多い。手に持つことができて、低解像度のデバイスでなく、姿勢検知センサを積んでいる…つまり、Lenovo(旧IBM) Thinkpad のX60Tか、ToshibaのPortegeという機種である。とはいえ、もちろん、その他のPCでも色々と位置・姿勢検知をして、それに応じた各種処理をして遊んでみたくなったりもする。
そこで、Wiiのリモコンを手に入れた(ありがたいことにハイヨとくれた人がいた)。加速度センサや赤外線センサを積んだWiiリモコン、つまりは、センサの塊であるWiiリモコンを使えば色んなことができる。…というわけで、下に貼り付けたのは、WiinRemote.exeによるWiiリモコンのセンサ取得例である。
こういったWiiリモコンを使った姿勢取得例のように、Wiiリモコンのセンサ取得APIを使うこともできる(もちろんThinkpadの加速度センサなどを使うことも出来る)汎用の加速度・姿勢検知用のクラスを作っておくことにしてみた。これで、Lenovo や Toshiba以外のPCでも使うことができるアプリケーションを汎用的に作る・使うことができるだろう。また、Thinkpadのような2軸加速度センサ搭載機よりも1軸多い3軸加速度(姿勢)を使うことで、色んな計算が楽になるかもしれない。
2008-12-03[n年前へ]
■ハードウェア要らず?の遠隔リモコン制御
「汎用赤外線リモコンI/Fが使えないエアコンを外出先からオン・オフするにはどうしたらいいか?」ということが話題になっていました。
使える材料として「遠隔操作できるPC」がある、ということなので、「(新たに追加する)ハードウェア要らず?の遠隔リモコン制御」を私も考えてみました。それは「CDトレイをソフト制御してエアコンのリモコンのオン・オフをする」という、実に原始的メカニカルな「アイデア」&「実装」です。
思いついたらやってみよう!というわけで、ソフトウェアを仕立て、万力でエアコンのリモコンを固定して、hirax.netが稼働しているサーバのCDドライブを外に引っ張り出し、実際に検証してみた結果が下に貼り付けた動画です。ケータイで撮影した動画ではわかりづらいかもしれませんが、CDトレイの角でリモコンのボタンがきちんと押されて、エアコンがピピッと鳴り、そしてエアコンからの送風が始まりました。
ちなみに、書いたコードはwin32GuiTest.rbを使ったので、こんな具合になります。「書いた」というほどのものでは、ないことが丸わかり…です。
require 'win32GuiTest' sleep 5 gui=Win32GuiTest.new gui.cdAudioDoorOpen動作としては、CDトレイが開き、リモコンのボタンを押し、何かにぶつかったことをCDドライブが検知し、CDドライブのトレイが(勝手に)自動で閉まる・・・という具合です。こういう動作をするスクリプトを外出先からPCを起動させる時に動かせば、あるいは、常時動いているhttpサーバからでも呼んでやれば、遠隔リモコン動作システムのできあがり、ということになります。
というわけで、今日作ってみたガラクタは「ハードウェア要らず?の遠隔リモコン制御システム」です。