2005-03-26[n年前へ]
■「ピーターの法則」のまとめ資料
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、(いずれは)各々の「無能レベル」に到達する」で始まる、ローレンス・J・ピーター&レイモンド・ハル著 渡辺伸也 訳の「ピーターの法則」を読んでみたら、なかなかに面白かった。そこで、大雑把な内容をPowerPoint資料としてメモをしてみました。例え話が多かったのですが、それらは全て割愛し、大筋だけを並べてみました。ちなみに、順番は(私自身が納得しやすいように)大きく入れ替えました。印刷して眺めるたりするのに便利なように、PDF版(第二版)も置いておきます。ちなみに、第一版はこちらです。
「ピーターの法則」話の後半は梅森浩一 著の「出世しない技術」と同様の方法論になっていました。「ピーターの法則」の場合「無能にならないため=出世しないために」はどうしたら良いか・何をしたら良いかを提示し、「出世しない技術」の場合「給料に見合わない苦労をしないため=出世しないために」はどうしたら良いか・何をすべきか、というような話の展開ですね。
■Transparent Screens
PCのデスクトップが「物理的に」透けて見える写真を作って集めたTransparent Screens. from osholog
以前考えた、こんなアイデアのようなソフトをぜひぜひ作ってみたいところ。…と思っても、背面カメラ付きノートPCを持っていなかったので、まずはその調達に動いてみよう。おやおや、そんな風に前回も書いてるじゃないの…。口だけじゃなくて、ちゃんとやらなきゃね > 自分。
■京都大学卒業式
「京都の大学に興味がある」という考えを持っている青少年には、ぜひ京都大学卒業式を見せてみましょう。興味が一瞬で消えるか、あるいは興味が増すか、一体どっちでしょう? どっちが、その青少年の未来にとって良いんでしょうねぇ…!?
ところで、現総長の尾池和夫教授が「小さな掌に未来の地球儀をのせて」の
こんな「正二十面体の地球儀」を先生の一人がよくポケットから出して使っていた。の「先生」ですね。怪しい(頼りにならない)記憶によれば。まぁ、こんな「私の世界地図」を書くような、怪しい(頼りにならない)記憶によれば、ですけどね。
■浜辺の立体写真
浜辺の防波堤を交差法の立体写真で眺めてみよう。真っ直ぐ続いていく防波堤の向こう、遠く先には原の向こうに富士の町が見える。左手には、浜辺の向こうに海が見える。左手奥には、浜辺の上に船が一隻小さく見える。
左右の目でこの写真を眺めてみれば、私が今日見た景色を同じように眺めることができるかも。
■知っておきたかったこと
Paul GrahamのWhat You'll Wish You'd Knownを大人が高校生に読ませる、という話題について。
あの文章を読んで、「なるほど、そうだよねぇ」なんて思う現役の高校生なんか(ほとんど)いないのではないでしょうか。もし、大人が高校生に強制的に読ませたとしても、(かつての自分が死ぬほどつまらなく感じた)倫理・道徳の文章と同じようにしか思えないかもしれないですよね? もちろん、読まされてから時間がたった後に、「そういえば、この状況ってあの時読んだ中に書いてあったような…」って思い出して、いつか役立てることはありそうな気もしますけれど。
こんな風にも思います。「(16才の頃)「知っておきたかった」と後悔する経験は、誰しも一回は履修しなければいけない必須教科なのかもしれません。逆に言えば、「なるほど、そうだよねぇ」なんて思う現役の高校生がいたとしたら…、それはちょっとヘンなような気がします。「ふ〜ん、年寄りが何か説教くさいシケたこと言ってんな」くらいがちょうど良いような気もしてきます。