2011-07-23[n年前へ]
■住宅街の中にある「1/fゆらぎ」
マイ地に私たちが歩く道沿いや街中に、技術や科学を感じさせ・理系心をくすぐるモノや景色が隠れていることが多いものです。そんな景色を愛(め)で・誉(ほ)め讃(たた)えよう、というのが「理系の散歩道」というコーナーです。
住宅街を自転車で走っていると、理系心の第六感レーダーが反応しました。そこで、周りを注意深く眺めてみると、第六感レーダーに反応していたのは小さなマンションの一階にある店に掲げられた、「1/fゆらぎ」という看板でした。
「1/fゆらぎ」という言葉が流行ったのは、いつ頃のことだったでしょうか。90年代の中頃から後半くらいの時期、「心地良い」というキャッチフレーズで「1/fゆらぎ」を謳(うた)う扇風機やエアコンの広告をたくさん観た覚えがあります。
今年、蒸し暑い時に扇子を仰ぐ人たちをたくさん見かけます。そんな扇子を手にする人を眺めると、「あの扇子で仰がれた風の速度はどのくらいなんだろう?」「その風で不快指数はどの程度低くなるのだろう?」などと考えてみたりします。
今日眺めた「理系の散歩道」は、JR東神奈川から徒歩3分、「1/fゆらぎ」が建つ住宅街の遊歩道です。