2001-05-28[n年前へ]
■今日のオッパイ・ウソ・ホント。
私は You Scored 17 out of 20. RANKING:Professional Rack Inspector from お笑いパソコン日誌。
ふと、思ったのは「この形は不自然だ。だが、小さいから本物なのでは?」という思い込みが満点への障害なのでは、ということだ。つまりは、満点以外の人はオッパイ星人の気があるのでは?ということである。
とはいえ、満点の人はそれはそれでオッパイ星人か。(リンク)
2002-05-28[n年前へ]
■Poptronics
完全にフリーな一日。ということで本屋でPopular ElectronicsとElectronics NOW改めPoptronicsを買った。なんと、いつの間にか名前が変わってた。Electronics NOWってどんなのだったかな?
それはともかく、Popular Electronics改めPoptronics(あとPractical Electronicsも一押し)は機械好きな子供が読むときっとはまるハズ。これを毎月買ってれば、PICでロボットやなんかをガンガン作れるようになるハズ。あと、おまけできっと英語も得意になるかも。ワタシの言うことでは全然信憑性に欠けるが…。
■Nifty->hirax.net
の経路がおかしく、メールが送受信できない。が、至急メールを送らなきゃいけないのに、これではマズイ。というわけで、使いづらいGRIC経由に急遽変更。
2003-05-28[n年前へ]
■今日の反応 お笑いパソコン日誌編
「はてなダイアリ」だと、何の苦労もなくrefererが集計されてしまう。だから、コンピューターが苦手なユーザーでも「何処で反応があったかを知って」遊びに行くことができて、話の輪を広がりやすいというのが「はてなダイアリ」の特徴だと思う。もちろん、tDiaryだってそうだと言われるだろうけど、コンピューターが苦手なユーザーにはtDiaryはちょっと敷居が高いだろう。
しかし、なんといってもtDiaryには何人ものプラグイン開発者がいるところが素晴らしそうだ。はてなダイアリの方は「小人さん@近藤さん」がいくら働き者と言っても一人で、しかも空き時間に作業するだけではかなりシンどそうだ。
それはともかく、「なんで、お笑いパソコン日誌にはなんで記事単位でアンカーがないんだー」「リンクを張りたいのに不便だー」とこれまでに何百人もが叫んだことがあるに違いない、と思ったのである。
■新潮文庫で色占い
nobodyさんのはてなダイアリから「新潮文庫も著者が背の色を選べる、もしくは過去においては選べた」という情報が。
本屋に行って文庫本を眺めるときは、その背表紙の色を選んでいる著者の気持ちになってみるのも、面白いかも。
もちろん、講談社文庫についての情報も「こんな情報」とか。で、こんな風に情報がすぐ集まるところが、はてなダイアリのrefererの便利なところ。自分のサイトのログはめんどうでチェックしないけど、はてなダイアリのrefererはいやでも目にはいるから、ね。
2004-05-28[n年前へ]
2005-05-28[n年前へ]
■「狭い世界(せかい)」と「世間(せけん)が狭い」
最近はPCを介して作業可能な仕事もたまっているので、あまり意味のない雑務に追われそうな今週は外へ出ることにして、神戸大学で開催されていた「ヒューマン・コミュニティ創成研究センター開設記念シンポジウム」やら、niftyとココログ出版を行っているあさひ高速印刷へ行ったりしていた。シンポジウム中の分科会「数理科学と音楽の融合」では仕事?を一緒にしたことがある日本電子計算の方が講演の一部を担当されていたりして、「あぁ、世界(せかい)は狭い」と思った。そして、あさひ高速印刷でも「はてなダイアリーブック」を眺めながら、氏のはてなメンバーとの接点を伺ったり、「ハッカーと画家」の話などを伺うと、「世界は狭すぎるかも」とまた思った。しかし、すぐこんな風に考え直した。
確かに、「世界は狭い」かもしれない。なにしろ、「アメリカで、誰かが(自分の知り合いからスタートして)6人の人を介したら"=six apart"、アメリカ中の人が繋がっている」という実験があるくらいなのだから。日本だって、(日本の人口から、多く見積もっても)6人の人を介せば日本中の人と繋がっているわけなのだから。
しかし、そんな風にたった「6人という距離」で日本人が繋がっていることは「ハブ空港」のように非常に他の人との繋がりが多い人たちが存在しているから、である。そういう「ハブ的な人たち(多くの人に知られ、人を知っていて、人を繋ぐ人たち)」がいなければ、多くの人が近くで繋がったりはしないし、「世界が狭く」なったりしないのである。先の「世界は狭い」と感じさせた「日本電子計算の方」も「あさひ高速印刷の方」も「はてなの方々」も、おそらくそんな「ハブ的な人たち」なに違いない。だとすると、「世界が狭い」なんて風に驚く必要は無いように思える。
ところで、「数理科学と音楽の融合」の講演はジャンル的には大好きな話だったのだが、聴いていてちょっと辛くも感じた。おそらく「教授陣」の「世間が狭すぎる」せいだと思うのだが、(おそらく技術背景などの知識がないために)内容的に10〜20年以上は古い感じであった。(「狭い世間」で自分を育てなければならない)所属する学生さん達はちょっともったいないかも、と感じた。境界科学は「教授陣(時には上の人の真似をした学生自身の)の狭い世間」を理由とした、「閉ざされた社会の中で自己完結し、外にアウトプットが出ない」という病気にかかりやすいと感じることが多い。神戸大学のシンポジウムの場では、その典型的な症状を感じた。
「世界が狭い」と「世間が狭い」は180度違う。「狭い世界」を造り出すのは「知り合いが多いハブ的な人の存在」であり、「狭い世間」を造り出すのは、「周囲状況と繋がらず離れてしまっている人」である。「世界が狭い」は「広い世界」を引力が強い人がねじ曲げて色々な場所を繋げていた結果であり、「世間が狭い」は「広い世界」を知らず閉ざされている状況である。「世界が狭い」と「世間が狭い」は大違いなのだから、自分が考える「世界(というもの)」が、果たしてそれは「(自分の外に広がる広い)世界」なのかそれとも「(自分の周りの狭い)世間」なのかを問い直す作業が必要だと思う。
■整髪剤の散布図
最近、良い感じに作られたグラフを見かけるようになった。大雑把な印象では、広告や雑誌で、散布図を特に多く見かけるようになった気がする。
というわけで、これが今日見た「整髪剤の散布グラフ」
2006-05-28[n年前へ]
■「世界の広さ」と「耳を傾ける」
今日の「n年前へ」は「狭い世界(せかい)」と「世間(せけん)が狭い」「そもそも」などです。
「世界が狭い」と「世間が狭い」は180度違う。「狭い世界」を造り出すのは「知り合いが多いハブ的な人の存在」であり、「狭い世間」を造り出すのは、「周囲状況と繋がらず離れてしまっている人」である。自分が考える「世界(というもの)」が、果たしてそれは「(自分の外に広がる広い)世界」なのかそれとも「(自分の周りの狭い)世間」なのかを問い直す作業が必要だと思う。
■原子核になった人 "Juggling in a Cone"
透明な円錐を逆さに立てて、その中に入り込む。つまり、透明な漏斗の中に入り込んで、ボールを転がしジャグリングをする、というビデオ"Conic - Juggling in a Cone (Preview)" なんだか、人間が原子の世界の中に入り込んでしまったような、そんな感覚になるビデオ。
■一生懸命努力している人のビデオ
'94年にワールドカップで優勝したブラジル代表の主将、ドゥンガが集中力・意識を高めるために予選時からビデオを見た、という今朝の朝日新聞に掲載されていた記事から。
私が印象に残っているのは一生懸命努力している人のビデオだ。工事現場で働いている人、10キロの道のりを歩いて学校に通っている少女ら、頑張っている人だ。
2008-05-28[n年前へ]
■『専門家11人に「経済学」を聞く! 』と『11人いる!』
私個人の感覚としては、『理系サラリーマン専門家11人に「経済学」を聞く!』の「11人に聞く!」というタイトルは、萩尾望都のSF漫画「11人いる!」の暗黙的なパロディです。
小島寛之先生に、「10人の経済学者がいれば、11個の経済学説がある」という話を聞きました。その時、ふと「11人いる!」を思い出しました。あの話は「ロケットに乗ったのは10人のはずなのに、なぜか11人いる!」という話でした。「11人いる!」の結末は、「宇宙では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが起きる。そんな時にどうするかが宇宙では重要だ」という感じだったように思います。
宇宙大学への入学のための試験会場の宇宙船へ着いてみると、10人のハズが1人増えていた!
そんなことを、玄田有史先生に話を聞いた時にも、感じました。上の言葉の「宇宙」を「人生」に置き直したら、玄田先生が語る言葉に近いように感じたのです。あえて書いてしまえば、それは、「人生では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが人生では起きる。 そんな時にどうするかを知ることが、本来の人生教育だ」というような具合です。
というわけで、経済学者が「11人いる!」と気づいた時に、何だかちょっと面白く・そして何故か当然のようにも感じたのです。
宇宙はつねに変化に満ちている概念が通用しない場合もある常に異端の11人目が存在するようなものだ。
2009-05-28[n年前へ]
■七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径は同じ
S&Bの七味唐辛子には、「普通サイズ」の小瓶だけでなく、 「大サイズ」の瓶もある。右の写真のように、瓶のサイズはずいぶん違うけれども、七味唐辛子が出てくる穴の径は実は同じだ。ためしに、計ってみると、両方とも、つまり、「普通サイズ」も「大サイズ」も、穴の直径は5mmほどである。
瓶の大きさが違うのに、穴の大きさが同じだと、「大サイズ」の七味唐辛子瓶からは、普通サイズの瓶よりたくさんの七味唐辛子が飛び出てきてしまいそうな気がする。たとえば、これが、水を入れた瓶ならば、穴から出てくる液体の量は液体の深さ(高さ)に比例する。それは、液体圧が液体の深さに比例して増加するからである。だから、(少なくとも買った直後の状態ならば、普通サイズの瓶よりも(液体の深さが大きい)大きな瓶の方が、穴から出てくる液体の量が多い。
しかし、瓶の中身が粉体だと、そういうわけにはいかない。粉黛の場合には、粉体圧は深さには比例しないのである。それは、粉体どうし間や粉体と壁面間に摩擦力が働くためである。そうした結果、穴の周りで粒子が詰まるため、結局のところ、穴から出てくる粉体の量は、粉体の量とは無関係に、穴の大きさ(と粉体の密度)で表されることになる。たとえば、穴から出てくる粒子(=七味唐辛子)は穴の大きさの3乗弱くらいに比例した量になる、という具合である。
つまり、七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径の大きさが同じなら、その二つの瓶から(一振りあたりに)出てくる七味唐辛子の量は同じになる。逆にいえば、大きいから瓶を一回振れば、たくさんの七味唐辛子が出てくるかというとそういうわけでないのである。
香辛料大好きな人が、香辛料の瓶を選ぶ時には、瓶の穴径をじっくり眺めてみると良い。そして、関数電卓でその3乗根を計算してみるのが、科学的な「香辛料入れ」の選び方、なのである。
2010-05-28[n年前へ]
■トラックポイント付きの小型ワイヤレス・キーボードをiPadで使う!?
iPadでbluetoothマウスを使う記事を読む。
So the other day, I gave BTstack Mouse app a go on my jailbroken iPad and was pretty impressed with the result. Not only did it worked with Apple Magic Mouse, but also with almost all the other Bluetooth enabled mice I had. For those of you who don’t know, BTstack Mouse is a free utility which was first released earlier this year for jailbroken iPhones and iPod touch.
持ち運ぶことを意識した、トラックポイント付きの小型・ワイヤレス・キーボードがないものだろうか。できれば、右画像の「lenovoのThinkPlus USBトラベルキーボード ウルトラナビ付(英語)」のタッチパッド・パームレスト部分をなくし、bluetooth対応にしたようなキーボードがいい。そんなキーボードがあったなら、それをiPadに繋げれば、手をキーボードから離さなくとも操作できる環境ができあがる。
しかし、トラックポイント付きキーボードで操作するiPad…では、まるでiPadを使う意味がないような気もする。こんなことを考えるなら、キーボードから手を離したくないと考えるなら、iPadでなく英語キーボードのThinkpad でも使えばよいのである。
iPadを上手く使いこなしている人を横から観察してみたい。そして、その使いこなし術を学んでみたい、と思う。
2011-05-28[n年前へ]
■「おっぱい」で学ぶ「CIP法」
「みんなでCカップを学ぼう!」という勉強会に参加しています。Cカップといっても、JIS L4006「女性用ファンデーションのサイズ表示」で定められた「”バストとアンダーバストの差が15cm”で定義されるCカップ」を勉強しよう!という集まりではなく、CIP-CUP法(CIP-Combined Unified Procedure)という計算手法の勉強会です。
とはいえ、勉強会の名前が名前ということもあり、頭の中の誰かが題材をすべて「おっぱい」で解説し始めたりする瞬間があります。それは、たとえば、Cカップ(C-CUP)法の基礎となるCIP法を題材にすれば、…こんな具合になります。
何かしらのものが流れ・動いていくさまを記述するのが移流方程式です。それを差分化して解こうとする時に、差分化された点以外の場所における値を「周囲の”値”を(何かしらの)平均化」をすることで求めようとすると、「平均化処理」は「滑らかにする処理」に他なりませんから、どんどん「(値が形作る波形など)形状」が滑らかになっていってしまいます。これを数値拡散と呼びます。
たとえば、右の図は「等速度で動く”矩形状分布”」が動くさまを、一次風上差分を用いて計算してみたものです。左が元形状で、右が計算が100ステップほど進んだ時の計算結果です。本来カクばったゴツい形状のはずなのに、滑らかな「おっぱい」形状に姿を変えてしまっているのです。ただ動くだけで元の形が変わってしまうなんて、計算処理としては大問題です。
こんな変化は、カップ大好き人間にとっては魅力的かも知れません。けれど、「計算処理よりカップ大好き!」という人にもわかる「大問題な例」を示してみましょう。
それが、右図の例になります。シミュレーションで作成したCカップ形状の分布を、(同じく一次風上差分を用いて)動かしてみた、というものです。初期には「滑らかで魅力的なバスト形状(左図)」であったものが、ただ等速度で動くさまを計算した結果(右図)は、なぜか周囲に伸びて広がってしまい、元の形状の魅力が半減していることがわかると思います。…これほどに、(本来は姿を変えないはずなのに)形状が変わってしまう、というのは大問題なのです。
そこで、登場するのがCIP法です。「疑似おっぱいの感触を説明するために、オイラーの運動方程式に粘性を導入することで作られたのがナヴィエ・ストークス方程式である」ならば「動くカップ形状を正しく計算するために作られたのがCIP法」なのです。
CIP法は、元の形状の各点における傾きがどのように動いていくかも解き、差分化された点以外の場所における値を「周囲の”値”と”傾き”から算出する」ので、「平均化」による数値拡散を防ぐことができます。たとえば、山(単バスト)の中央の値を求めるのに、山(単バスト)の左右中腹の平均値を計算しようとするのが、1次風上差分であれば、山(単バスト)の左右中腹の高さと傾き(傾きの”流れ”も計算するのです)から中央の高さを求めようとするのがCIP法です。その違いを考えれば、「なるほどCIP法を使えば”形”が崩れにくそうだ」と納得させれるのではないでしょうか。
ためしに、「等速度で動くカクばったゴツい形状」と「滑らかで魅力的なバスト形状」を一次風上差分とCIP法を使って移動させてみた計算結果を下に貼り付けてみます。「角張ったものは角張ったままで・滑らかなものは滑らかに」というさまがわかるかと思います。「動くカップ形状を正しく計算するために作られたのがCIP法」なのです。
2012-05-28[n年前へ]
■思い込みで描いた「国際単位系(SI)巨乳単位ベスト10」〜本当の"微"乳は10^-6=マイクロ乳
「世界最大“メガ飲み口”採用缶」というニュース記事を読みました。
ステイオンタブ缶ぶたとしては世界最大(同社調べ)、従来の新ジャンル製品比で飲み口面積約1.3倍の“メガ飲み口”を採用することで、ゴクッと飲める、刺激の強い爽快な味わいを実現している。
「面積が約1.3倍」ということは、それを「長さ」にすると「たかだか1.14倍」に過ぎません。もしも、長さ1.14倍を「メガ」というのなら、巨乳の代名詞「メガ乳」は「体積」にして「たったの1.5倍」ということになってしまいます。10の6乗倍の巨乳を指し示す「メガ乳」が、長さで1.14倍・体積で1.5倍に過ぎない…となると、それも何だか少しもの寂しいような気がします。
しかし、メガとかキロとか…一体全体「どれが大きいんだか・どれが小さいんだか」といったことは、結構「イメージ的な勘違い」も多いような気がします。
そこで、国際単位系の接頭辞を「イメージ的な巨乳順」に並べてみたのが右のラクガキ、題して『思い込みで描いた国際単位系(SI)巨乳単位ベスト10』です。…「一番巨大そうなのは、ギガ乳っぽい」とか千兆倍のペタ乳は「いたってフラット(平ら)そう」とか、真実一路の国際単位系認定の「(正真正銘の)微乳」は、10のマイナス6乗すなわち「一微倍」を指し示す、「マイクロ乳」だったのだな…と気づかされたりしたのです。
2013-05-28[n年前へ]
■「道具に使われるな!!道具は使うものだ!!」
美文書作りには「方眼紙」シートを使うという記事、Excelでプロトタイピング ―表計算ソフトで共有するデザインコンセプト・設計・アイデアというオライリー本と同じように、適度に規則正しい配置やルールを感じさせるグリッド上に各種素材を配置しようとする状況下では、エクセルのインターフェースが重宝されることが多い(それ以外の代替候補に未だ決め手がない)ような気がします。…なんてことを考えていたら、「Excel方眼紙」への逆風も吹いてます。
しかし、そんなエクセルという道具に対するケンケンゴーゴー、カンカンガクガクな賛否両論の議論、その双方を吹き飛ばしそうな「セリフ」が島本和彦「新吼えろペン 第1巻」 に繰り広げられていました。 大事なのは、道具をどんな風に使うべきか/べきでないかなんてことではなくて、道具を使うのも・その道具を介して何かを作り出すのも全てオマエ自身だ!!一体何を、今江が作り出すことができるのかが大事なんだぁ!!!という熱い雄叫(おたけ)びです。
わかってない!!いいか!!?
ペンに使われるな!!!
ペンは使うものだ!!!
ちょっと面白いな…と思うのは、Excelで「美文書」を作ろうとする人もいれば、LaTeXで「美文書」を作りたくなる人もいたりして…時に言い争いをしていたりするけれど、どちらも「道具の使い方」で一喜一憂していたりする…ということです。
10年くらい前、「Excelは時間泥棒だ!」とミヒャエル・エンデのように強く信じて叫んでいたはずなのに、気づけばエクセルを使って仕事をしていたすることもあったり(エクセルという黒魔術 )…色んなことがあるなぁ、と思わされますね。
B:ところで、エクセルで計算してないか、これ?
A:…あ、あぁ。
B:確か、大のエクセル嫌いだったよな?いつの間にか、エクセルを使うようになってたのか?
A:…毎年(夏が近づく)この時期は「エクセル(表計算ソフトウェア)で編微分方程式のシミュレーションを学ぶ」という講座運営を手伝っていてな、エクセルの使い方を思い出すために、普段使わないエクセルを使うようにしてるんだよ…。1年に1回しか使わないから、使い方よくわからなかったりするんだけどな…。しかも、使い方覚える前に、すぐバージョンが変わって、インターフェースも驚くくらい丸っきり様変わりしていたりして、大変なんだよ…。
B:(オマエも)変わってないなと思ったが、変わっていたところもあるもんだな。
A:…まぁ、そんなもんかもしれないな。たとえるなら、おっぱいがヤング率次第で変わるところもあれば、変わらないところもある、それと同じってことさ!
B:多様性があって、変わらないところもあれば・変わるところもある。それこそが、粘弾性の「おっぱい」ならぬ人間というものなのかもしれないな。
オッパイ星人の力学 揺れるバストの集団同期 編
2014-05-28[n年前へ]
■いつだって「前」を見れば「n年前へ」の世界が見える!
hirax.netの全てのページには、「n年前へ」と書かれたリンク部があります。「記事」が書かれたのと「同じ月日」に書かれた、過去や未来の記事へのリンクです。n年前への「前へ」という言葉は、以前にあった過去を指すのか、それともこれから先にある未来を指すのか、それは今もってよくわかりません。それが、過去でも未来でも、とにかく「前へ」繋がっていることは100パーセント間違いありません。
そしてなぜだか「n年分の過去」を眺めれば「n年分の未来」を眺めることができる…と感じています。だから、n年分の過去や未来へ繋がるリンクには、何はともあれ「n年前へ」という語句を書いておくのがふさわしい、というわけです。そういうわけで、hirax.netの全てのページには、「n年前へ」と書かれたリンク部を付けてあるのです。
今日の「n年前へ」は、
- 今日のオッパイ・ウソ・ホント。(2001年)
- バンコクで眺めたPopular Electronicsと(Electronics NOW改め)Poptronics(2002年)
- 「狭い世界(せかい)」と「世間(せけん)が狭い」(2005年)
- 『専門家11人に「経済学」を聞く! 』と『11人いる!』(2008年)
- 七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径は同じ(2009年)
- 「道具に使われるな!!道具は使うものだ!!」(2013年)
「世界が狭い」と「世間が狭い」は180度違う。「狭い世界」を造り出すのは「知り合いが多いハブ的な人の存在」であり、「狭い世間」を造り出すのは、「周囲状況と繋がらず離れてしまっている人」である。「世界が狭い」は「広い世界」を引力が強い人がねじ曲げて色々な場所を繋げていた結果であり、「世間が狭い」は「広い世界」を知らず閉ざされている状況である。
「世界が狭い」と「世間が狭い」は大違いなのだから、自分が考える「世界(というもの)」が、果たしてそれは「(自分の外に広がる広い)世界」なのかそれとも「(自分の周りの狭い)世間」なのかを問い直す作業が必要だと思う。
小島寛之先生に、「10人の経済学者がいれば、11個の経済学説がある」という話を聞きました。その時、ふと「11人いる!」を思い出しました。あの話は「ロケットに乗ったのは10人のはずなのに、なぜか11人いる!」という話でした。「11人いる!」の結末は、「宇宙では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが起きる。そんな時にどうするかが宇宙では重要だ」という感じだったように思います。
…結局のところ、穴から出てくる粉体の量は、粉体の量とは無関係に、穴の大きさ(と粉体の密度)で表されることになる。たとえば、穴から出てくる粒子(=七味唐辛子)は穴の大きさの3乗弱くらいに比例した量になる、という具合である。
つまり、七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径の大きさが同じなら、その二つの瓶から(一振りあたりに)出てくる七味唐辛子の量は同じになる。逆にいえば、大きいから瓶を一回振れば、たくさんの七味唐辛子が出てくるかというとそういうわけでないのである。
…:多様性があって、変わらないところもあれば・変わるところもある。それこそが、(年齢ならぬヤング率で変化可能な度合いが決まる)弾性体だけじゃない粘弾性たる「おっぱい」ならぬ人間という存在なのかもしれないな。
そしてなぜだか「n年分の過去」を眺めれば「n年分の未来」を眺めることができる…と感じています。だから、n年分の過去や未来へ繋がるリンクには、何はともあれ「n年前へ」という語句を書いておくのがふさわしい、というわけです。そういうわけで、hirax.netの全てのページには、「n年前へ」と書かれたリンク部を付けてあるのです。
今日の「n年前へ」は、
- 今日のオッパイ・ウソ・ホント。(2001年)
- バンコクで眺めたPopular Electronicsと(Electronics NOW改め)Poptronics(2002年)
- 「狭い世界(せかい)」と「世間(せけん)が狭い」(2005年)
- 『専門家11人に「経済学」を聞く! 』と『11人いる!』(2008年)
- 七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径は同じ(2009年)
- 「道具に使われるな!!道具は使うものだ!!」(2013年)
「世界が狭い」と「世間が狭い」は180度違う。「狭い世界」を造り出すのは「知り合いが多いハブ的な人の存在」であり、「狭い世間」を造り出すのは、「周囲状況と繋がらず離れてしまっている人」である。「世界が狭い」は「広い世界」を引力が強い人がねじ曲げて色々な場所を繋げていた結果であり、「世間が狭い」は「広い世界」を知らず閉ざされている状況である。
「世界が狭い」と「世間が狭い」は大違いなのだから、自分が考える「世界(というもの)」が、果たしてそれは「(自分の外に広がる広い)世界」なのかそれとも「(自分の周りの狭い)世間」なのかを問い直す作業が必要だと思う。
小島寛之先生に、「10人の経済学者がいれば、11個の経済学説がある」という話を聞きました。その時、ふと「11人いる!」を思い出しました。あの話は「ロケットに乗ったのは10人のはずなのに、なぜか11人いる!」という話でした。「11人いる!」の結末は、「宇宙では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが起きる。そんな時にどうするかが宇宙では重要だ」という感じだったように思います。
…結局のところ、穴から出てくる粉体の量は、粉体の量とは無関係に、穴の大きさ(と粉体の密度)で表されることになる。たとえば、穴から出てくる粒子(=七味唐辛子)は穴の大きさの3乗弱くらいに比例した量になる、という具合である。
つまり、七味唐辛子の「普通サイズ」と「大サイズ」の穴径の大きさが同じなら、その二つの瓶から(一振りあたりに)出てくる七味唐辛子の量は同じになる。逆にいえば、大きいから瓶を一回振れば、たくさんの七味唐辛子が出てくるかというとそういうわけでないのである。
…:多様性があって、変わらないところもあれば・変わるところもある。それこそが、(年齢ならぬヤング率で変化可能な度合いが決まる)弾性体だけじゃない粘弾性たる「おっぱい」ならぬ人間という存在なのかもしれないな。
2017-05-28[n年前へ]
■ディープラーニング姿勢推定openposeで「妄撮カメラ iOS版」を作ってみる!?
ディープラーニングによる姿勢推定openposeで「男子の夢な(衣服の下を透視する)妄撮カメラ」を作ってみよう!?で書いたコードを元にして、画像をhttpでPOSTすると(httpサーバ側で)姿勢推定を行い、画像に写る人の「服の下が透けて見える妄想映像」を自動生成する画像処理を行って、httpクライアントに妄想撮影画像を返すサーバ側コードを書き、さらに(iOS上でPythonを使うことができるようにするPythonistaを使い)iPhone上でカメラ撮影をすると、自動的に妄撮画像を生成するアプリコードを書くことで、手元のiPhoneを「妄撮カメラ」に仕立ててみました。
試しに、妄撮カメラ(iPhone Pythonista版)を動かしてみたようすが、下に貼り付けた動画です。こういうカメラ、20世紀後半に中2くらいだった男子には需要がありそうな気がするのですが、草食男子化とコンプライアンスという言葉が流行る21世紀の今日この頃には、全く需要も無い気がする今日この頃です。
ちなみに、今や一人一台持ち歩くスマホでなく、現代の化石たるコンパクトデジカメを(メーカ・機種問わず)全て妄撮カメラしてしまう無線LAN SDカードPQI Air内部で動くRubyコードも書いてみたのですが、なぜか思ったように動かなくて悩んでいます。
何はともあれ、勢いで書いたサーバ側コードとPythonistaコードは、中2男子以外の誰の役に立つことも120%無い気がしますが、明日にでもダウンロードできるようにしておこうと思います。
機械学習/ディープラーニングによる姿勢推定アルゴリズム/コードのopenposeを使った「妄撮カメラ」について、 サーバ/クライアントPythonコードをダウンロード可能にして、iOS用ネイティブアプリ作成方法も書いて起きました。( 機械学習による姿勢推定openposeで「妄撮カメラ iOS版(ネイティブアプリ)」を作ってみる!? )